博物館<File No.78>Part 2 ジャガー XJ220(英)

Car museum in the world with almost 1/24 scale-model
Car Models File-No.78 /////////////////////////////////////

タミヤ 1/24 ジャガー XJ220(英)
PCM00178_05

PCM00178_06
─── 二人のウィリアム

 オートバイ・マニアだった21歳のウイリアム・ライオンズと友人のウィリアム・ウォームズレー、二人のウィリアムは1922年に「スワロー・サイドカー・カンパニー」というサイドカーを製造する会社をライオンズの故郷であるイギリス北部の海辺の町「ブラックプール」に設立します。早くも1926年には事業拡大のため工場を移転して自動車のボディ修理も手がけるようになります。ここから自動車のボディ製造をきっかけに、自動車メーカーへの転身することになるのです。

 ライオンズは、その価値観の中で「美しい物は売れる」という信念を持っていました。ライオンズは、1927年に当時のイギリスでベストセラーとなっていた大衆車の「オースチン・セブン」のシャシーに、彼自身がデザインしたアルミ製ボディを換装したモデル「オースチン・セブン・スワロー」を発表しました。高級感のあるオースチン・セブン・スワローには、2人乗りのロードスターとサルーンがあり、1932年までに約2500台を生産するヒット車になりました。デザインが美しければそれを求める顧客は必ず存在する、たとえ換装前のクルマより値段が高くなっても、とライオンズは確信していたんです。
翌1928年に社名を「スワロー・コーチビルディング・カンパニー」に変更し、社屋をコヴェントリーへ移しました。そこでは、さらにベースとなる車種を広げてメーカーから調達して新たなボディを架装、また内装も本革やファブリックを使いて豪華に仕立て直すようになったのです。
PCM00178_07
 さらに1933年には、専用設計のシャシーを持つ「SS1」と「SS2」を発売。そのヒットをうけて社名を「SSカーズ・リミテッド」に変更。1935年には、ついにボディだけでなくエンジンとシャシーを含む全てを自社で設計としたモデルを開発することに成功したのです。この新型車には今まの生産車と区別するために「ジャガー」をいう車名を新たに付けました、「SSジャガー 2・1/2」の誕生です。
 このモデルは、同じイギリスのハイクラスの高級車であるベントレーを思わせる豪華なデザインと、それに劣らない高性能をはるかに安い価格でユーザーに提供したのです。高い人気を得るのは当たり前のこと、この頃から高級車の製造が事業の中核となりました。上位メーカーに劣らない内外装デザインや性能を、安価で顧客に提供するというこのポリシーは、ジャガー社が今も掲げる重要な基本理念の1つです。
PCM00178_08
 21歳という若さでサイドカー製造メーカーを創業したライオンズは、わずか13年で会社を著名な高級車メーカーへと発展させることに成功しました。ただ、創業者の友人ウォームズレーは、事業の拡大に反対し会社経営から退いてしまいました。

Car Models File-No.78 /////////////////////////////////////
Car museum in the world with almost 1/24 scale-model
スポンサーサイト

テーマ : 模型・プラモデル
ジャンル : 趣味・実用

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

toratousagi

Author:toratousagi
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR