ほぼ 1/24 scale 世界のクルマ博物館<File No.42>

師走になりました。だからか、街は世話しいです。
つい先日、駅前に大きな家電量販店がオープンしました。
今日もすごい人でした。みんな何買ってんだろう??

今日は、V8フェラーリの第二弾です。
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フジミ 1/24 フェラーリ F355 GTS(伊)

博物館File No.41のフェラーリ 348の後を受けて、1994年5月に
マラネロのフェラーリ本社にて発表。
排気量 約3,500ccの5バルブのパワーユニットを搭載していること
から「F355」と呼ばれる。美しいラインのボディデザインは、当然
のことながら348に続き、イタリアのカロッツェリア「ピニンファ
リーナ」が手がけています。基本ラインは348を受け継ぎながら、
フィンなどの直線的な突起を廃して、時流に合わせて、より曲線的
で艶やかなデザインを身に纏っています。
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縦置きに搭載されるパワーユニットは5バルブ化された新開発の90度
3,495cc V型8気筒DOHC「F129B」型で、ボッシュ社のモトロニック
で制御され、最大出力380PS/8,200rpm、最大トルク36.7kg-m/
5,800rpmを発生。ギアボックスはフェラーリ初の6速MT。
高回転化に対応するべく、鍛造アルミ製ピストンやチタン製コンロッド
などの贅沢な素材をふんだんに使っていました。
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V8フェラーリの魅力のひとつである官能的なフェラーリ・サウンド。
「エキゾーストノートー=音色」について調べてみました。

答えは、そのクランクにあるそうです。

フェラーリはシングルプレーンの4気筒クランクを採用しています。シングルプレーンとは同一平面上にクランクピンが並んでいるクランクを言います。4気筒エンジンのクランクと同じです。それに対しベンツ、BMW、セルシオなど他のほとんどのV8エンジンはダブルプレーンを採用しています。

両者の違いとは?
V8エンジンはクランク2回転で8回爆発します。1気筒あたり90度の間隔での点火します。トータルな爆発順序を見ればフェラーリもベンツも同じです。しかし、バンクごとの点火を見てみるとまるで違います。
フェラーリは左右バンク共に90度の均等爆発をしますが、ベンツをはじめダブルプレーンのV8は270度、180度、90度と不等間隔爆発になります。不等間隔爆発だと等間隔のタコ足を作るには左右バンクをまたぐレイアウトでないとタコ足は作れません。その点フェラーリはシングルプレーンなので片バンクごとに容易にタコ足を作ることができます。結果的にあのような素晴らしい音が生まれます。

実際フェラーリの音は素晴らしい!特にサーキットで聞く「355」の音は最高です。
じゃあどうして他のV8はシングルプレーンにしないのか?
これにも立派な理由があります。
シングルプレーンよりダブルプレーンのほうが回転がスムーズで振動に有利です。フェラーリ以外のV8車種はほとんどが高級乗用車です。ベンツ、BMW、セルシオに求められるのは静かで速いエンジンです。また、AT前提なので高回転は必要ありません。だからほとんどのV8はダブルプレーンを採用します。
フェラーリだけが異色な存在です。


↑はフェラーリV8サウンドより抜粋させていただきました。
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ボディタイプは当初、クローズドの「ベルリネッタ」と今回のモデルの
デタッチャブルトップ(タルガトップ)の「GTS」の2種類でした。
1年後の1995年4月に電動ソフトトップを持ったフルオープンボディの
「Spider」が追加されました。

私の大好きな、いや、スーパーカーの代名詞のリトラクタブル・ヘッド
ライト、F355は角型2灯式を採用しています。テールエンドは空力を意
識してダックテール状にデザイン処理されています。テールランプは348
の異形タイプからフェラーリ伝統の丸型4灯に変更されました。
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軽量化に貢献した348シリーズで採用されたセミモノコックフレーム構造
は継承されて、より改良されたものが採用されていました。

トランスミッションは横置きされ、当初はリジッドロッド式の6速MTのみ
でしたが、のちににマニエッティ・マレリ社と共同開発したパドルタイプ
の2ペダル・セミオートマチックシステムである「F1マチック」搭載車が
追加され、フィードバックされたF1最先端技術がよりイージーに楽しめる
ようになりました。
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足回りは前後ともダブルウィッシュボーン式。電子制御の可変ダンパーを
装着して、「スポーツ」と「コンフォート」のプログラムで2種類の乗り心
地が選択できました。また、タイヤも18インチにサイズアップされて、
前225/40ZR18、後265/40ZR18のピレリ・タイヤを装着していました。

特筆すべきは、ミッドシップ・フェラーリとして初めて採用されたものが?
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何かと言えば、それは、「パワステ」。
パワーステアリングが標準装備されたんです。

エクステリアやパワーユニットといったメカニズムに注目が集まりまするが、
F355は内装も改良されています。やはり、フェラーリ初採用となったレカロ
シートで的確なドライビングポジションが得られるようになりました。
また、運転席SRSエアバッグの標準装備化、本革で覆われたダッシュボードな
ど、品質も大幅に向上しています。

日本に正式輸入が開始された当時の販売価格は、ベルリネッタが1,490万円、
GTSが1,550万円、Spiderが1,625万円。

1999年、後継車のフェラーリ 360へバトンタッチ。
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-----フェラーリ F355/GTS/Spider のスペック表-----
販売期間:1994年~1999年
デザイン:ピニンファリーナ
乗車定員:2名
ボディタイプ:2ドア クーペ(ベルリネッタ)
       2ドア タルガトップ(GTS)
       2ドア スパイダー(Spider)
エンジン:90度V8 DOHC 5バルブ
変速機:6速MT
    セミオートマチックトランスミッション(F1マチック)
駆動方式:MR
サスペンション:前後ダブルウィッシュボーン式
全長:4,250mm
全幅:1,900mm
全高:1,170mm
ホイールベース:2,450mm
車両重量:1,440kg(ベルリネッタ)
ブレーキシステム:前後ベンチレーテッドディスク式
最高速度:295km/h
0-100km/h:4.7秒
0-400m:12.9秒
0-1000m:23.7秒
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