私のこと、知ってますCAR? 第17弾!

私のこと、知ってますCAR?
第17弾をお届けします。

世の中は広い!
まだ、まだ、まだ、知らないクルマが次から次へと、、、悩ましい。
魅力的なだけにさらに悩ましい♪
今回のクルマは?

「恒例、1枚の写真~ん!」
「ぴったし カン・カンじゃねぇえし!」
いやー、この写真なんですけどね、、、、
2016-09-13_shinbun

これ、2016年9月7日の新聞記事の写真です。
その事件とは、、、
“名車2台・・・被害1億2000万円”
というものでした。
ここでは、事件の内容とは関係のないクルマの話なので、詳しく事件を知りたい方は
こちらへ→クラシックカー2台詐取容疑=1.2億円相当、男逮捕-岐阜県警

私としては、この写真のクルマがあまりにカッコよくて印象的でした。
そこで、“私のこと、知ってますCar?”のコーナーで取り上げようと、、、、という前置き(長~い--;/

写真に写っている2台のクルマはともにイタリアのスポーツカーメーカーである
「チシタリア」のものだとか。クルマの年式は1946年と47年製だそうです。
70歳のクルマ、もちろん私よりも年上の方々ですね。

チシタリア(Cisitalia)
──── チシタリアとは

 「防水布」で財を成しイタリア実業界で立志伝中の人となった「ピエロ・ドージオ
(Piero Dusio)」は、第二次世界大戦後、復興もままならない瓦礫の街で、誰よりも
早くスポーツカー・メーカー“チシタリア”を興した。1946年戦後初めてのレースで栄
冠を勝ち獲ると、ミッレミリア、タルガ・フローリオ等の数々のレースで活躍した。
作られたクルマたちはどれもが美しく、風洞による最先端の航空力学を駆使してものや、
動く彫刻とも比喩された芸術的クルマもある。1949年にはレース活動による資金難の
ため、幕を閉じてしまうが、流星の如く輝いた、チシタリアの存在は、神話として今日
まで語り継がれている。また、ピエロ・ドージは、オプロサッカーチーム・ユベントス
のセンターハーフから1941年にはチーム会長となるなどサッカーとの関わりも深い。

それでは、その芸術的な作品といえるクルマたちを紹介しましょう♪

1947-Cisitalia-202_01

──── 1号車(202CMM) プロトタイプ

 写真の奥の赤い?クルマです。このクルマはプロトタイプです。このクルマを開発す
る前のこと。既存のパーツを多用して小型で比較的安価な手に入り易いレーシングカー
を多数製造し、小排気量でワンメーク・レースを開催することを目指していたピエロ・
ドージオは、後年「D-46」と呼ばれるレーシングカーの設計を当時フィアットに在籍
中のダンテ・ジアコーサ(トポリーノの設計者)に依頼した。ジアコーサは1945年暮
れから休日と夜間を使って設計に取り掛かる。途中からフィアットの航空機部門で仕事
をしていたジョバンニ・サヴォヌッツイが加入し共同で開発にあたり、1946年中に12
台が完成した。
1947-Cisitalia-202_02
1946年夏でジアコーサは手を引き、サヴォヌッツィが後任として次期チシタリアの設
計にかかる。指示は小型軽量2座スポーツカーでジアコーサによって描かれていたラフ
スケッチが引き継がれた。エンジンは「D-46」と同様フィアット1100から改造し
61hpを発生させている。プロトタイプは「カロッツエリア・コッリ」でボディが架装
された。サイドビューも圧巻ですが、独特のリアビューがクルマとは思えません!


1947-Cisitalia-202-CMM_01

──── 2号車・3号車 サヴォヌッツイ(202CMM)

 写真手前のシルバー?のクルマです。大きな尾翼を持った特異なクーペが、設計者・
デザイナーの名前を付けた「サヴォヌッツィ」と呼ばれる2台で、航空エンジニアだっ
た経歴を彷彿させる作品だ。機械工学だけでなくデザインにも非凡な才能を持ち、開
発ドライバーとしても優れたセンスを持ち合わせるマルチ人間だった。ボディは2台
ともヴィニアーレで造られ、赤い方はボディサイドに丸い2つの排気孔があるので2号
車と思われる。
1947-Cisitalia-202-CMM_02
3号車はサイドに4つの熱気抜きを持つとあるのでシルバーの車が該当する。
サヴォヌッツィ自身がデザインしたクレイ・モデルを基に造られた木型はトリノ工科
大学の風洞でテスト、熟成され、後年の測定でもCXO1.9という見た目通りの優れた
空力特性を示した。特筆すべきは既にこの時期にリアウインドーの上縁に気流の剥離
を防ぐスポイラーを備えている事で、風洞実験で得たデータを活かしたものだろう。

事件のクルマは、サイドに4つのエアダクトがあるので3号車であるとわかります。
さらに詳しく知りたい方はこちらへ→M-BASE:第37回 C項-5 「チシタリア」「クーパー」「コード」「クロスレー」

最後に映像を1本ご紹介します。


悲しいですねー・・・
この事件で、2台の貴重なクルマたちはどうなってしまったのでしょうか?
あるべき場所に戻り、末永く可愛がられることを望みます。

では、次回まで!
ごきげんよー♪
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